----- 活動終了のご挨拶(2008.5.5) -----


SUPER NOTE の早川です。

まずこのページに来てくれて有り難うございます。 もう随分活動休止期間が続いていたので、僕らの事を覚えていてくれた事に感謝いたします。

さて。 いつもなら、僕はバンドの代表者として、たかがアマチュアの癖に妙にオフィシャルな考え方や発言をしてきましたが解散となった今、メンバーである僕自身の言葉として最後の言葉を書かせて頂きます。


.........結成は1998年頃でしたか。 始めるお話はその少し前の事.......思えば当時20代も後半に差し掛かった僕は人生に軽い絶望を(笑)していました。

それは僕が、この人生は恐らくきっとこのままじゃ何も好転しないんじゃないか? と遅ればせながら理解したというか.......つまり結局、家にじっと籠ってドラムを練習していても、才能の疑わしい(笑)誰かの指示に従って一生懸命ドラムを叩くだけでも駄目で、つまりそれって単に自分を正当評価される場から逃げていただけというか.....それまではどこかで誰かが実は僕を見ていて、ある日突然そんな僕をどこかの高みにヒョイと持ち上げてくれるんじゃないかと、そんな風に信じてきたのだけれど。 それに限界が来てしまったという事なのでしょう。

勿論そんな論理がまかり通る世の中じゃないって事は今思えば当たり前の事なのですが........元来臆病な人間が、14歳の時に親に無断でドラムセットを貯金全額叩いて購入して以来、それはそれは尋常じゃない時間をドラムを叩く事に充てて来たもので、当時感じた挫折は.....正直死んじゃっても良いなーみたいな(笑) そんな感じでした。

それでま〜毎晩ひっそり悩みましてね(笑) でもある時「この世界を、こうしてただ見るだけでもそれは価値があるのではないか? そんな地点を幸福と不幸の境界線に置いたら、歩む一歩は全てが幸せな事ではないか?」 と、そう思えるようになったんですね。 思うに自分可愛さのプライドを全て捨てて、一歩踏み出す決断をしたのがあの時だったと今では解釈していますが、こうして僕は社会に一歩足を出す事になりました。


程なく新しいバンドとなるSUPERNOTEを組みました。 そのバンドはやりたい事をやりたい様にやり、馬鹿馬鹿しい事を真面目にやる。 出来た作品には胸を張って、一人でも多くの人にどんな手段を使ってでも聞いてもらえるような.........スマートじゃないけれど、でも何かを残せる。 そんなバンドにしようと思いました。 CDだってそりゃ無料で渡せば一番捌けるだろうし、捌ければ何かしらの反応はきっと返って来て、評価が悪ければ新しい曲を作れば良いし。 

要はスクラップ&ビルドかトライ&エラーで(笑) 少なくとも身銭叩いただけは前に進んで行けるだろう.......そんな活動のその後は皆さんの知る事も多いと思います。




アキヤ君とマツイ君は、今まで楽しかったと言ってくれました。

結成より10年間、実に僕はほぼ1人でこうした活動を受け持ってきて、時にそれは独りよがりだったのかも知れないし、自分の生活も相当に犠牲になったし、失う物も大きかったし、いくつかの後悔の念だってあるのですが......

でも僕も本当に楽しかった! 例えば正直、まさか海外でCDを出せるとも思っていなかったし(失敗したけど 笑)、ライブイベントにお客さんが沢山来てくれた時には、尋常じゃない情熱をライブにぶつける事も出来たし、CDRに入ったデモを国内外問わず10000枚以上もタダで配ったバンドなんてアホ過ぎると思うし(郵便局!感謝してくれ! 笑)、そんな端的な事実よりも大事な数々の爆笑体験や珍体験満載のバンドライフ!! それら全てに僕が中心となて関われて、沢山の事を感じたり、感動したり、驚いたり、怖がったり、喜んだり、悲しんだり.......本当に充実した活動でしたし、なにより、こんな珍活動でこんなにも楽しい思いを得られるんだ!って事を知る事が出来たのが、僕にとっての一番の財産となりました。


あーらら.......でも今は再び10年前の僕ですよ(爆) 終わってみれば元の木阿弥というか.......今までのアレは一体何だったのだろう?って思えば、思わずポカンとしてしまっていますが.......

でもまたその気になれば、こんな面白いお話がまた作れて、また皆さんのような素敵な人達に出会えるかな.....なんて自信や希望だけはしっかり頂いて、いつかまたどこかのバンドでドラムを楽しく叩く未来もあるかも。 なーんて思っています。

そんな姿をお見せ出来る事があれば、その時は報告させて下さい。 僕も皆さんからの嬉しいお知らせも楽しみに待ってます。



それでは最後に。 楽しい楽しい10年間を、本当にありがとうございました♪

2008.5.5/元SUPERNOTE代表 早川雄大